オークリー Aフレーム修理

上蔵

2012年02月29日 01:42

もうすぐスノーシーズンも終わりだというのにゴーグルの修理に勤しんでいた上蔵です

修理箇所はオークリー(oakley)Aフレームのスポンジでした



数年使っていると経年劣化でスポンジがボロボロ、あるいは接着面がとれてくることってないですか?

うちのAフレームは一昨年くらいにその症状にかかりほぼ死んでました。

今年はシーズン前に新しいAフレーム(アジアンフィットイリジウムレンズ)をアメリカに里帰りする友達に買ってきてもらったので昔のやつをダメモトで修理してみることにしました
まず材料はこれだけ必要です



1.Aフレーム本体
2.両面テープ(強力)(幅15mm)
3.Oフレームスポンジ(定価800円位)
4.ベント用スポンジ(ホームセンターで200円前後)

実はAフレーム専用のスポンジというのは存在しません

メーカーも修理しません

いわゆる使い捨てなのです

しかし結構高価なものなのに全体の価値の10%位しか占めないスポンジがダメだからといって捨てるのはもったいないですよね

ここでポイントはバイク用のスポンジ(Oフレーム)ならアマゾンで買うことができます

必要なものはこれだけ

まず、バンドと取り外し、ダメになったスポンジを根こそぎ取り除きます



この時スポンジカスや、下の接着剤を極力取り除きます

ですが、かなり強力で、しかも形状がRになっているためなかなかとれません

そこで少し熱めの熱湯に漬けます



するとなんとか接着剤を取り除くことができます(かなり時間がかかるのでイライラしますが丁寧に)

最後の残りカスは布ガムテープ(クラフトのペラペラのものではない)でペタペタひっつけて取り除きます

そしてきれいに拭いてスポンジを取り付けます

このときOフレームはAフレームとは形状が違うためオデコ部分がかなりはみ出します



そのため最初にはみ出る分位を切りました(この写真くらい切ると切りすぎです、すこし薄目に切ってください)

実際付けてみると切る必要はあまり無い感じがしました



そしてベント部分

ここはまず型紙をつくります

ある程度形が違ってもかまいません



そしてフレームの穴の縁に強力両面テープを貼ります



スポンジを型紙にそって切り取り(ある程度違っても引っ付けてしまうと気になりません)貼り付けます



純正と同じようなスポンジがあれば良いのですが、なかったので空気が通りそうなものを使いました

そしてメインのスポンジを取り付けます

まず、両面テープを貼り付け、鼻の部分から場所をあわせて取り付けていきます



横に関してはOフレームは少し小さめなので気持ち引っ張り気味に取り付けるとちゃんと形が合いました



完了です

このゴーグルは外国人の友達がお試しでボードやスキーに行くときに貸してあげるつもりで修理しました。

ですからとりあえず使用ができる状態でOKとしました

材料費は全部で2,000円前後くらいでしょうか

やってみた感想からすると

1.新品買ったほうが絶対にイイ!(ネットで6000円前後ならそのほうがよい、海外ならパーシモンレンズなら4,000円位で買える)

2.スポンジ下の接着剤取り外しにかかる手間が半端ない(それが楽しい人には気にならない)

3.オデコ部分のスポンジは(フレーム部分に残る側を)厚めに切ること!(薄いとゴーグルを顔に当てたときフレームが当たってしまう)

4.ベルトはスポンジを貼り付ける前に取り付けてしまうこと!(あとで付けるのは結構難しい)

5.スポンジを切るときにはよく切れる刃の厚い大きなハサミを使うときれいに切れる





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